MASA MAGICさん、あーりーさんの食生活インタビュー

ライフスタイル 2023/02/07 830 views

テレビやラジオ、CMなどでお馴染みの、マジシャンのMASA MAGICさんとタレントのあーりーさん。kenko ISLAND64号で食生活についてインタビューしました。ここでは誌面では書ききれなかった“こぼれ話”を紹介します。

マジシャンとして成功して沖縄に戻ったら、ショーはTシャツ姿で

マジックで、見る人すべてを釘付けにするMASA MAGICさん。アメリカでその技を磨き、2018年にマジックのオリンピックと言われる「STROLLING MAGIC SHOWDOWN」で日本人初のグランプリに。しっかりと鍛えられたそのカラダと自信に満ちあふれた姿から、専門トレーナーがついて健康管理をしているのかと思いきや、筋トレも食事管理もすべて独学とのこと。

「ジムに通ってトレーニングしています。その後にプロテインを飲んだりしていますね。食事は自炊をするときは玄米をベースに魚や鶏肉、赤身肉などをよく使います。ただあまりストイックにはやりません。食べすぎたなと思ったら翌日に有酸素運動をいつもより多めにするようにしたり。カラダを動かす習慣ができているので、食べた分はそれで取り戻して罪悪感がないようにしていますね」

高校卒業後、アメリカに語学留学をしていた時、欧米の人に比べて日本人は体格が華奢なことから「もっと食べないと」などと言われることが悔しかったことと、SNSで見たフィットモデルの格好良さに憧れて、真剣にカラダを鍛え始めたといいます。

「もともと運動は嫌いだったんですよ。僕、保育園から小学生の頃にクラシックバレエをやっていたことがあって。姉がやっていたので誘われるかたちで始めたんですが、いわゆる一般的な子たちがやる野球やサッカーの経験がなかったのもあって運動に苦手意識があったのかもしれません。でもアメリカで『よし、カラダ鍛えよう』って思ってやり始めて、最初はもちろん効果が出なくて苦労もしたんですが、マジシャンとして成功できたら、沖縄に戻った時、Tシャツでみんなの前に立ちたいと思ったんですよね」

マジシャンといえばジャケットという出で立ちが多い中、Tシャツでやることでマジシャンとしてさらに逃げ場をなくす選択をしたMASA MAGICさん。「マジシャンは見る人を信じさせなくちゃいけない。魔法を見せる人がお腹が出ていたらカッコ悪いかなっていうのもありますよね(笑)」

MASA MAGICさんがテレビの画面越しに伝える「Impossible? I’m possible」。不可能を可能に変えるためには、実現したいイメージを常に頭に描いて、ポジティブな考えで進むことが大切なのだと話してくれました。

出産して身をもって実感!食事と睡眠の大切さ

「独身時代はかなり外食が多かったと思います。焼肉屋さんや割烹でアルバイトをしていたこともあって、勉強も兼ねて食べ歩きをよくしていましたね。今思えば、当時は体調が良くないことが多かったと思います。疲れやすかったし肩は常に凝って痛くて、片頭痛持ちでもあって。頭痛外来に行って薬をもらったりもしていました」

人気テレビ番組『ひーぷー☆ホップ』でおっとりしつつ絶妙なコメントを入れる “愛されキャラ”のあーりーさん。そんなあーりーさんの食生活がガラリと変わったのは出産がきっかけ。それまで作ることがあまりなかった料理も今では毎日するようになったとのこと。

「汁物、メイン、副菜2品をがんばって作るようにしています。できない時ももちろんありますが、旦那がよく食べてくれる人なのと、子どもたちの『お腹すいたー!』という声を聞くと頑張ろうって思えますね。栄養の勉強を特別したことはないんですが、妊娠をきっかけに貧血になったりしたこともあって考えるようになりました。それと、一緒に仕事をしているメイクさんが栄養面に詳しくて、教えてもらうことが多いです」

子育てをすることで自然と食生活を充実させることはできたけれど、元来の頑張りすぎる性格が裏目に出たことも。一人目の出産の時は、産後2ヶ月で仕事復帰したことで急激に痩せてしまい、体調を崩してしまったこともあったそう。肌荒れもひどく、どんなに高級なクリームを塗っても治らなかったのが、お医者さんから言われた「食事と睡眠が大事だよ」の言葉通り、少しでも多く睡眠をとってきちんと食事をとるようにしたことで改善されたという経験もしたとのこと。

そして出産は自分のカラダを振り返るとともに、メンタル面の安定に必要なことに改めて気づく機会にもなったといいます。

「子どもが年子ということもあって、家庭保育の期間は割と長い方だったかもしれないです。仕事も楽しいのでやりたい気持ちはあったけれど、その期間はお仕事の話をいただくとまずは『誰に預けられるだろう』っていう調整から考えることが結構ストレスだったと思います。今は保育園に通えているので本当に有難いですね。それと、一人の時間が大切なんだということも初めて気づいたかもしれません。家庭保育でずっと子どもと一緒にいられることはもちろん幸せなんですが、子どものパワーはすごいのでついていくのが大変で。カラダに負担がかかることで精神的にもちょっと参ってしまうことがあったというか。そのことに気付いてからは一人でドライブに行って好きなコーヒー屋さんに立ち寄ってストレス発散したり。小さいことでも定期的に自分にご褒美をあげるのが大切だなって思っています」

子育てを通して、規則正しく、食事もカラダを考えた手作りができるようになったというあーりーさん。

「今は歯磨きしているときにスクワットしたり、洗い物をするときにかかと上げをしたりと『ながら運動』をしていますが、もうちょっとトレーニングしたいなと。一度体験して楽しかったボクシングにチャレンジしてみたいですね」

『ひーぷー☆ホップ』の番組では、出演スタッフと健康ネタを話すことも多いのだとか。「みなさん健康が気になるお年頃になってきているので(笑)。何をすると痩せるとか、何を食べたら疲れにくくなるとか。話していると面白いですよ」

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