疲れたときに元気をくれるオレンジキッチンのおいしさのひみつ

なにかと慌ただしい年度末ですが、疲労は溜まっていませんか?
そんな忙しいときや、仕事で疲れたときは、おいしくて栄養たっぷりのご飯を食べて、元気を出したいですよね。

オレンジキッチンとは?

那覇市国際通り沿いにあるオレンジキッチンは、店主・宮城光枝さんの地元大宜味村をはじめとした県産野菜をふんだんに使った料理が味わえ、おいしくて元気が出ると評判。
宮城さんが元々OLとして働いていたときに、「仕事帰りに立ち寄れて、栄養満点のご飯が食べられるお店があったらいいな」と思っていたことから始めたお店です。

おいしさも栄養も、ポイントは「彩り」

オレンジキッチンの料理は、ボリューミーで色とりどり。
見ているだけでも元気が湧いてきそうですが、食べてみるとどの野菜もみずみずしくて、味だけでなく食感や香りも楽しむことができます。
「料理には、緑以外にも赤やオレンジ、紫、黒など、なるべくいろんな色の食材を使っています。そうすると見ても楽しめるし、栄養もまんべんなく摂ることができる。自宅で料理をするときも、『いろんな色』の食材を使うことを意識すると自然と栄養バランスが整いやすくなります」

旨味の出る食材を上手に使うのがポイント

宮城さんの作る料理は、自宅でも活かせるヒントが隠れています。
「旨味が出る食材を使うのも、おいしい料理を作るポイント。鰹節はもちろん、じゃこやしいたけ、昆布、野菜だとトマトやアスパラ、白菜も良い旨味が出ますよ」
また、トマトの中でもドライトマトはさらに旨味たっぷり。天日干しにすることで旨味成分がぎゅっと濃縮されるので、スープやパスタ、炒飯などなんでもおいしくしてくれます。

自宅での食事も楽しく♪

店内では、家庭での食事をさらに楽しくするおすすめの調味料や食品も販売。中でも、宮城さんもよく使うというペンギン食堂の食べるラー油シリーズは、普段料理をしない人でも簡単に取り入れやすいといいます。
「定番の冷奴には、石垣島ラー油にポン酢、ごま油を少し加えるとすごくおいしくなります。また、寒い日はキムチ鍋やトマト煮込みなどの隠し味に、これからの季節は麺つゆと合わせて冷やしそうめんにもおすすめですよ」

「自宅でも、お店でも、1回1回の食事を楽しむことが、きっと毎日の疲れを癒すことに繋がると思います。そのお手伝いができたら嬉しいですね」と宮城さんは話してくれました。
ぜひ、上記の方法をうまく取り入れて、自宅での食事も楽しんでみてくださいね♪

オレンジキッチン

住所那覇市安里2-4-11
TEL098-975-7077
営業時間11:00〜15:00、17:30〜22:00、土日は8:30〜15:00
定休日水曜日
facebook@orange.kitchen2

健康?経営?「健康経営」ってなんだろう?

近よく耳にするようになった「健康経営※」という言葉。なんだろう?と思ったことはありませんか?従業員の健康管理を考え、実践する企業に対して言われますが、知っておきたい「健康経営」に関する基礎知識や実際に取り組める内容について紹介します。
※健康経営はNPO法人健康経営研修会の登録商標です

従業員の健康=会社の健康

「健康経営」は簡単に言うと、従業員みんなが心身ともに健康でいることが会社を活性化させ、ひいては業績アップにもつながるので、会社はそうした環境づくりに努めましょう、という考えのこと。
経済産業省の説明では、「健康経営とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること」とされています。

企業としては、職場を快適な環境に整え、従業員一人ひとりの仕事量や職務内容を適切なものに調整することで、健康に支障をきたすことなく働けるようにすることが大切。そうした取り組みは従業員の健康を保つことになり、さらには仕事の効率アップや生産性の向上にもつながります。すると職場の雰囲気もやる気に満ち、活気が生まれ、結果的には業績の向上にもつながる、ということなのです。

経済産業省では、健康経営に取り組む企業を表彰する「健康経営優良法人認定制度」も創設。「従業員の健康管理をしっかり考えている会社」との認定をすることで、求職者や社会全体から評価を受けられるようにしています。

沖縄の「健康経営」はどうなっている?

経済産業省を中心に全国的に取り組んでいる健康経営ですが、沖縄の現状は?というと、もちろん県をあげて、取り組み促進の施策を行なっている状況。それにより、経済産業省から認定を受けた企業や、健康経営を意識し取り組みを始めた企業も徐々に増えています。
例えば、沖縄県保健医療部 健康長寿課は、県民一体の健康づくりのアクションプランである「健康おきなわ21」の中で「健康経営」ページを設け、沖縄で働く男女の生活実態、生活習慣と死亡率の関係や食事改善のコツなど、興味深いデータを公開。それらをまとめたハンドブックも制作。また、沖縄県独自の取り組みとして、健康づくりを積極的に実施している事業所や地域団体の優良な取り組みを、知事が表彰する「がんじゅうさびら表彰」も実施しています。
た、沖縄労働局では、安全で健康な県民の職場を実現することを目的に、県内企業に対して「ひやみかち健康経営宣言」を推進する事業を行なっています。

そのほか、協会けんぽ沖縄支部では、健康経営に取り組む事業所を「<福寿うちな〜健康宣言>事業所」として認定し、サポートする事業を実施。「事業所健康度診断結果」の配布や、ニュースレターの配布、健康づくりへのアドバイスなどを無料で行っています。

健康経営について取り組みたい!と思ったら、沖縄県の「職場の健康力アップ補助金」を活用するのもおすすめ。4月中旬から令和2年度の参加企業・団体の募集が開始予定です。ぜひチェックしてみてください。

詳細はコチラ↓
令和元年度「職場の健康力アップ補助金」活用企業・団体の募集について

従業員の元気は、企業の元気。どちらにとってもいいことがある「健康経営」の取り組みを、もっと盛り上げていきたいですね。

公式マスコット「わお」って?