自然の中でリフレッシュ。 単純そうで奥が深いスラックラインにハマる!

「スラックライン」というスポーツを知っていますか?
ヨーロッパ、アメリカ、アジアと人気が広がり、日本でも個人的に楽しんだり、小学校の体育やアスリートのトレーニングに取り入れられるケースもふえ、徐々に浸透しつつあります。遠くから見るとまるで綱渡りのよう・・・ですが、これは綱ではなくスラックライン専用の幅2〜2.5cmほどの帯状のテープ(ライン)。2本の木の間にピンと張り、その上を歩いたり、座ったり、ジャンプしたりとバランスをとって楽しみます。

子どもから大人まで誰でも気軽に楽しめるスポーツですが、体験してみると意外とむずかしく、それゆえにハマる人が多いとのこと・・・・って一体どういうこと?!県内の大学生に挑戦してもらいました。

裸足になって初挑戦!

スラックラインに初挑戦してくれるのは、県内の大学に通う20代の若者5人。教えていただくのは、沖縄スラックラインチーム『OKLine』の大平貴之さんです。大平さんは、某飲料メーカーのCMでもスラックラインを披露しているすごい人!「じゃあ、まずは片足でラインに立ってみましょう。靴を履いて行う場合は、フラットなソールの紐靴がバランスが取りやすく、靴も脱げないので安全です。初めての場合は、裸足がおすすめですよ」と大平さん。それならば!と早速裸足になる5人。久々に素足で芝生を踏みしめる感覚に「なんか気持ちいい〜!」と始める前から楽しそう!

「体をまっすぐに」その感覚をつかめると楽しい!

さあ、片足をラインに起き体重を乗せてみます。思った以上にラインがグラグラと不安定で1秒も立てない!「体をまっすぐにして、目線は下げずに前を見て」と大平さん。体をまっすぐにする。これがなかなか難しいのです。「猫背の人はまっすぐに立つのもむずかしいですね。スラックラインは姿勢矯正や、体幹トレーニングにも効果的ですよ」。意識を集中させて、体をまっすぐに・・・次第にバランスが取れるようになってきた5人。「少しずつ感覚をつかめてきました。わかると楽しいかも〜!」

片足ずつ立つことができたら今度は前進してみます。足を踏み出すと姿勢が崩れやすいので、こちらもまた意識を集中させて挑戦。うまくできない〜!と嘆きつつ、他のメンバーの上達する姿に刺激されて再び練習を再開。クリアしたらみんなで喜び合う姿がほほえましい5人です。

いち早く歩けたメンバーは、大平さんの指導のもと、様々な姿勢(トリック=技)にチャレンジ。「トリックを組み合わせて楽しむこともできますよ。組み合わせは無限大。連続でトリックに挑戦すると難易度も楽しさもアップしますよ」と大平さん。

最後に大平さんがすご技を披露!

ライン上でジャンプしたり、背中で着地(!?)したりと、わずか数センチのライン上とは思えない!!あれができるようになったらもっともっと楽しいんだろうな〜とみんなうっとり。
こちらで動画も見ることができますよ〜!

https://www.instagram.com/p/B3B2EbkjHXf/?utm_source=ig_web_copy_link

ルールを守って楽しく遊ぼう

スラックラインを始めるためのキットはスポーツショップ等で5,000円程度購入可能。だれでもすぐに始められますが、公園や公共施設でラインを張る際は許可が必要です。また、木を傷つけないためのツリーウェアも必ず使いましょう。
まずは、スラックラインの団体の練習に参加したり、スポーツイベントでの体験会などで聞いてみるのもおすすめです。
アウトドアレジャーとしてもおすすめのスラックライン。ぜひあなたも挑戦してみてくださいね。

協力:沖縄スラックラインチーム「OKLine」
facebook:@we.are.okline

10月は臓器移植を考える

10月です!スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋、そして「臓器移植を考える月」です。
「え??」と思うかもしれませんが、そんな初めて聞く方にこそ、臓器移植について考えるきっかけにして欲しいのがこの月間です。

考えるきっかけにしてほしい

毎年10月は「臓器移植普及推進月間」。1997(平成9)年10月16日に「臓器移植法」という法律が施行されたのを機に定められました。推進月間には、移植医療の象徴「グリーンリボン」にちなみ、全国各地のシンボルがグリーンにライトアップされるなど、認知・啓蒙活動が行われています。

毎日を健康に過ごしている人にとって、臓器移植はあまり考える機会のないことかもしれません。でも、健康な自分だからこそ協力できることがあったり、臓器移植について知識を持っておくことで、親しい人の身に万が一のことが起こった時、力になれることもあります。10月の推進月間は臓器移植を知り、考えるきっかけにできる月なのです。

アナタの意思を示してほしい

そもそも臓器移植って何をするの?と思う方もいるかもしれません。
臓器移植は病気やケガなどで臓器がうまく働かなくなってしまった方へ、他の人から提供してもらった健康な臓器を移植し、その機能を回復させるための治療(医療行為)のこと。臓器移植は、心臓、肺、肝臓、すい臓、腎臓、小腸、眼球(角膜)の7つの臓器についてすることができ、全国で臓器移植を希望している人は2019年8月末時点で13,829人にものぼっています。

臓器移植は、臓器の提供者(ドナー)がいないと成り立たないものです。そこで大切になるのが、私たち、一人ひとりの意思表示。自分は臓器提供をする意思があるのか、ないのか。その意思表示をするには、臓器移植についてきちんと理解し、考えなければできません。そして、自分の意思表示が、誰かの命を救うことになる可能性もあります。大きなことだからこそ、しっかり考えて、家族や友人と話し合うことも大切です。

ここ沖縄でもシンポジウムを開催

この10月には沖縄でも臓器移植についてのイベントが行われます。自分の意思表示をするきっかけにするためにも、ぜひお出かけください。

臓器移植普及推進シンポジウム

10月27日(日)13:30~16:00
場所:沖縄県立図書館講堂

[第1部]

映画上映「緑色の音楽」
出演:オダギリジョー、久米明、工藤夕貴、村上虹郎

[第2部]

表彰式:キャッチフレーズ(優秀賞),沖縄グリーンリボンアート展2019(沖縄うまんちゅ賞、審査員賞)
講話:臓器提供を決断したご家族の想い
トークセッション

臓器移植普及推進シンポジウムの詳細はコチラ

公式マスコット「わお」って?