カラダの中をボディメイク!

自分にとって理想の体型づくりを目指す「ボディメイク」。筋力トレーニングに加え、食事の取り方を工夫することで、より良い結果に結びつくといいます。

kenko ISLAND53号(2019年10月発行)の特集「ボディメイクでなりたい自分になる!」では、おすすめ低糖質メニューとして「豆腐とアボカドのサラダ」「カリフラワーのカレー」、おすすめ高タンパク質メニューとして「高野豆腐のサンドイッチ」「鶏ささみのチーズダッカルビ」を紹介しました。今回は、WEB限定でその4つのレシピをご紹介します。

糖質コントロールでスッキリボディへ

健康を維持する重要な栄養素のひとつ「糖質」ですが、摂りすぎると脂肪に変換されて体脂肪として蓄えられます。逆に摂らなすぎて足りなくなるとエネルギーが不足し、疲れやすくなったり、集中力が低下するなど、脳の働きを妨げてしまうこともあります。

糖質を摂りすぎているかもと感じたら、低糖質メニューで上手に糖質コントロールをしてみましょう。

豆腐とアボカドのサラダ(2人分)

島豆腐1/2丁
アボカド1個
ミニトマト4個
ドレッシング大さじ1〜2

1.島豆腐は1.5cm各のさいの目切りにし、アボカドは皮と種をとって、ひと口大に切る。ミニトマトは、半分に切る。
2.ボウルに1を入れ、ドレッシングをかけて軽く混ぜ合わせる。

ワンポイント

ドレッシングの中には糖質が多いものもあるので要注意。糖質が低いドレッシングでも、一回の量は大さじ1杯(1人分)を目安に!

カリフラワーのカレー(1人分)

お好みのカレールー適量(手作り、市販どちらでもOK)
市販のカリフラワーライス150g

1.カリフラワーライスをパッケージに記載されている時間を目安に加熱する。
2.器にカリフラワーライス、カレールーをかけたら出来上がり。

ワンポイント

カリフラワーは白米に比べ、カロリーが約1/6、糖質が約1/16といずれも大幅に低く、ボディメイクの強い味方です!

タンパク質を摂って美しさUP

プロテインとも呼ばれるタンパク質は、筋肉や髪の毛、皮膚、内臓など、あらゆる組織の主成分となっています。タンパク質が不足すると体調不良、体力の低下、肌や髪の衰えなど、さまざまな悪影響を及ぼします。また、イライラしやすくなったり、他人に対して攻撃性が増すともいわれています。心身ともに健やかな身体づくりには欠かせない成分です。

鶏ささみのチーズダッカルビ(2人分)

鶏ささみ1枚
じゃがいも1個
にんじん1/4本
玉ねぎ1/2個
コチュジャン、しょうゆ、酒各大さじ1
砂糖大さじ1/2
にんにく・しょうが(すりおろし)各小さじ1/4
ごま油大さじ2
ピザ用チーズ適量

1.鶏ささみは筋をとって、ひと口大に切る。
2.コチュジャン、しょうゆ、酒、砂糖、おろしにんにく、おろししょうがを混ぜ合わせて鶏肉にからめ、冷蔵庫で30分以上つけ込む。
3.じゃがいもは皮をむいて食べやすい大きさに切り、にんじんは短冊切り、玉ねぎはくし形切りにする。
4.フライパンでごま油を熱し、つけ込んだ鶏ささみ、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんを炒める。全体が混ざったらフタをして、途中で混ぜながら中火で10分ほど蒸し焼きにする。
5.チーズを散らして再度フタをして弱火にかけ、チーズが溶けたら完成。

ワンポイント

鶏ささみとチーズという高タンパク質食材の組み合わせ。カルシウムも多いチーズは、女性におすすめの食材です。

高野豆腐のサンドイッチ(1人分)

高野豆腐2枚
ゆで卵1個
じゃがいも1個
バター大さじ1〜2
マヨネーズ大さじ1〜2
塩、こしょう適量
サラダ菜2枚

1.高野豆腐をお湯に1分つけて戻す。キッチンペーパーで水分を取ったら半分に切る。
2.熱したフライパンにバターを入れ、両面にこんがりと焼き色がつくまで高野豆腐を焼く。
3.じゃがいもは皮をむき、ひと口大に切って耐熱ボウルに入れ、ラップをかけて600Wで7〜8分ほど加熱する。
4.(3)のじゃがいもがやわらかくなったら、ゆで卵を入れ、フォーク等で潰す。
5.(4)にマヨネーズを入れ、塩、こしょうで味をととのえる。
6.高野豆腐にサラダ菜、ポテトサラダのせて、もう一枚でサンドしたら出来上がり。

ワンポイント

栄養満点で満腹感も得られる一品。フライパンではなく、ホットサンドメーカーで焼いても◎。

「ボディメイクには、タンパク質と発酵食品を」

自分が理想とするカラダを目指して、トレーニングをしたり、食事コントールを行うボディメイク。単にダイエットをしてスタイルを良くする、ということではなく、健康的に理想の体型を目指すことで近年注目を浴びています。そんなボディメイクに効果的な食事はどんなものなのでしょう。

必要なのは、発酵食品とタンパク質

管理栄養士の高良江里奈さんにお話をうかがったところ、ボディメイクで必要なのは「タンパク質」と「発酵食品」。タンパク質というと、髪の毛、皮膚にはじまり、身体のあらゆる部分を構成するのに必要な栄養素で、ボディメイクには欠かせないものです。さまざまな食材に含まれていて、例えば卵、鶏肉、豆腐、枝豆など、身近な食材なので摂取しやすいのも嬉しいところ。

また、発酵食品は、代謝を促す働きがあることからボディメイクに役立つそう。発酵食品に含まれる酵素の働きで脂肪燃焼を助けてくれます。発酵することで食材の旨み成分が増すので、おいしく食べられるのもいいですよね。腸の調子も整えられるので、美容効果も期待できます。

ボディメイクにおすすめのお手軽レシピ

では、タンパク質と発酵食品をおいしく効果的に取り入れられるレシピを紹介しましょう。
「納豆梅キムチ和え」と「焼き鳥てりたま丼」です。このレシピはkenko ISLAND53号(2019年10月発行)にも掲載しています。

納豆梅キムチ和えは、発酵食品の代表とも言える納豆とキムチを使用。そこに食感のいいきゅうりとカリカリ梅を合わせ、混ぜるだけでOK。梅は抗酸化作用があるので美容効果も期待でき、女性には嬉しい限りですね。
また、焼き鳥てりたま丼は、コンビニで販売している焼き鳥を使った手軽で絶品、ボリューム満点の満足メニュー。白米と枝豆の混ぜごはんに、豆腐入りスクランブルエッグと焼き鳥をのせるだけ。このレシピのオススメポイントは、しっかりとボリュームがあるのにヘルシーな工夫がたくさん盛り込まれていること。例えば、糖質が気になる人は、ご飯の量を減らして枝豆の量をアップ。スクランブルエッグには豆腐を混ぜているので、卵の量を増やさなくても食べ応えは十分なのです。しっかりした味の焼き鳥のおかげで、面倒な調味料による味付けも一切不要。なんとも手軽でおいしい一品です。

手軽でおいしい食事づくりで楽しく継続を

ボディメイクは自分で自分の身体のことをしっかりと理解することが大切。食べるもので身体がつくられていることを意識して、食事もできるだけ自分で作りたいものです。料理することを面倒に思わない、手軽なレシピを参考に、料理を作ることも楽しみながら、家族や友人と一緒においしい食事を共有するのもボディメイクへの挑戦を継続させるコツの一つです。
レシピ動画も公開中なので、合わせてチェックしてくださいね。

https://www.instagram.com/p/B3B0bJgjsYp/
https://www.instagram.com/p/B3B0t6Gj-EX/
公式マスコット「わお」って?